ネットニュースでマルウェアによる業務被害をみました。有名企業からのメールを受信し、ファイルを開くとマルウェアに感染、いわゆるフィッシングメールと言うものです。専門家からすると定番の手口ですが、それでは犯罪を見逃している気がする。そこで弱者救済の信念のもと、マルウェアの感染プロセスを可視化してみました。
まずは、いま話題のChatGPTにマルウェア感染のプロセスを質問してみましょう。一から考えるより、ベースがあった方が効率的なため、ChatGPTを「思考の補助」として活用しています。ただし、ChatGPTはたまに誤った回答をする上、ChatGPTへの質問投入(プロンプトと言う)が曖昧な場合は意図しない回答になるため、補助的な利用にすることが得策です。
プロンプト:
マルウェアを軽視している人に、感染プロセスを説明して下さい。
ChatGPT:
マルウェアを軽視している人に、マルウェア感染のプロセスを説明することは重要です。以下は感染プロセスの一般的な説明です:
侵入の手段:
マルウェアは通常、次のような手段でコンピュータやデバイスに侵入します。
悪意のあるリンクや添付ファイル: 不明な電子メールやウェブサイトから誘導され、危険なリンクをクリックしたり、感染する可能性のあるファイルをダウンロードしたりします。
脆弱性の利用: ソフトウェアやオペレーティングシステムの脆弱性を悪用し、無断でシステムにアクセスすることがあります。
ソーシャルエンジニアリング: ユーザーをだます手法を使用し、不正なアクションを実行させることがあります。
侵入後の活動:
マルウェアがコンピュータに侵入すると、次のような活動が起こる可能性があります。
自己複製: マルウェアは自己複製し、他のファイルやシステムに拡散することがあります。
プライバシー情報の盗難: パスワード、クレジットカード情報、個人情報などのプライバシー情報を盗みます。
データ破壊: ファイルやデータを消去したり、暗号化したりすることがあります。
不正アクセス: マルウェアの遠隔操作者がコンピュータにアクセスし、不正な操作を行います。
ランサムウェア: ファイルやシステムを暗号化し、被害者に身代金の支払いを要求します。
被害の結果:
マルウェア感染の結果、以下のような被害が発生する可能性があります。
データ損失: 重要なファイルやデータが破壊または暗号化され、復元が難しい場合があります。
プライバシー侵害: 個人情報が盗まれ、悪用される可能性があります。
経済的損失: マルウェアの影響により、経済的損失が発生する可能性があります。
セキュリティリスク: マルウェアがネットワークや他のコンピュータに拡散することがあり、他のシステムにも影響を及ぼす可能性があります。
これらの説明を通じて、マルウェア感染が重大なリスクであることを理解し、適切な対策を取る重要性を伝えることができます。感染を防ぐためにはセキュリティ意識を高め、適切なセキュリティソフトウェアを使用し、慎重な行動を実践することが不可欠です。
悪く無い回答ですね。マルウェア感染のプロセスも感染後のトラブルや被害も出力されています。ここからが可視化の腕の見せどころです。テキスト情報を元に、図解化してみましょう。「百聞は一見にしかず」のようなもので、パット見で伝わった方がイメージしやすいと思っています。

皆さんも試してみてはいかがでしょうか?
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